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(書評)夢をかなえるゾウ 水野敬也

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夢をかなえるゾウ

 

著 水野 敬也

 

いわずと知れた大ベストセラー小説の第1弾で2008年にはテレビドラマ化もされている作品

 

いまさらながら読んでみた

 

 

主人公は今の平凡な生活を変えたいと思っているどこにでもいそうなサラリーマン

 

そんな彼のもとにひょんなことから自分は偉い神様だと名乗る謎の生物「ガネーシャ」が現れる

 

彼は自分が与えた課題を実践していけば必ず成功できると主人公に断言する

 

半信半疑なままガネーシャに従うことになった主人公と謎の生物ガネーシャとの生活が始まる

 

内容としては王道的な自己啓発本なんだけど、それを堅苦しく見せないようにコメディ色強めにしており

 

二人の会話もまるでこてこての関西漫才みたいなやりとりとかが多く

 

誰でも読みやすく分かりやすいように表現してくれているので

 

楽しめながら一気に読み進めることができます

 

けど一応自己啓発本の種類なので

 

急にはっとさせられるとこをもあったりして

 

さすがベストセラーなだけあって中々面白い本だなーと思ったんだけど

 

それだけで終わってしまうとガネーシャの言う通りなんだろうなと

 

これまで自分も生まれてから何度も何度も経験してきてるからわかるんだけど

 

やっぱり思っただけじゃあ何にも変わることはないのよね

 

「頑張るぞ!」と思った時点でもう9割終わっています

 

本当に動く気がある人はそう思う前にすでに行動しているからね

 

その差なんだと思う

 

なんだたったそんなことかと思うかもしれないけど

 

このたったひとつの行動が出来なくて悩んでいる人は大勢いるよきっと

 

頭ではわかっていても直ぐに動けないのが普通だと思う

 

動く人はそのやり方を経験してるから動ける

 

その経験とかは行動しまくって失敗しまくって得ていくものなんだろうけど

 

動かない人は失敗もしなければ成功もしないのでいつまでたっても動けないまま

 

どんどん深みにはまる悪循環に落ちていく

 

そのうち潜りに潜って上を見ても光が見えないところまできてしまって

 

もう戻れないな…と諦めてしまい

 

そこの生活に慣れてしまい変化を起こそうとしなくなる

 

考えてゾッとしました

 

変化を希望するなら少しづつでもいいから行動する癖をつけることです

 

どんなことでもいいから考える前に動ける体になるよう訓練していくことが大事だなと

 

自分はまだ光は見えている場所だと思ってます

 

それではまた

 

 

 

 

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