ブロガー必見⁉メール、企画書、LINEにも使える文章術とは ③
このブログを読んでくれてます皆様、ありがとうございます
今回でこの本のレビューは最後となります
前回の記事はこちらからどうぞ
hontonomukiaikata.hatenablog.com
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今回もこちらの本の内容を紹介させてもらいます
「人を操る禁断の文章術」
著 DaiGo
前回は読み手の心を撃ち抜くための7つのトリガーについて説明しました
今回は、これを使うだけで誰でも沢山の人に読んでもらえる魅力ある文章になるための、5つのテクニックを説明しましょう
◎テクニック1
「書き出しはポジティブに」
- 書き出しを少し変えるだけで第一印象は操作できる
書き出しとはいわゆる「ツカミ」冒頭がポジティブに始まると印象が変わる
初対面の印象は7秒で決まり、半年間持続すると言われています(初頭効果)
いわば書き出しとは文章の初対面なのです
◎テクニック2
「なんども繰り返す」
- 繰り返すことで説得力が増していく
同じ「意味」と「感情」を、文章の中で言葉を変えて繰り返していきます
するとその文章の説得力が大いに上がるのです
やってはいけないのは同じ言葉を3回以上使う事
大事なのは表現を変えて10回繰り返す事
繰り返す言葉がうまく作り出せない人は、「5W1H」にあてはめるとうまくいきます
◎テクニック3
「話しかけるように書く」
- 会話を「文章化」するだけで説得力が上がる
人は文章より会話のほうが内容を覚えやすい
ポイントは、自分がこう言ったら相手はこう反応するだろうなと想像すること
つまり、読み手の疑問や反応を取り込んで書くということ
◎テクニック4
「上げて、下げて、また上げる」
- 並べ替えるだけで、あなたの文章にドラマが生まれる
狙いは、ただ文章にメリハリを付けるためではなく、読み手の心を意図的に不安にさせてあとぐっと持ち上げることにあります
只々書き始めから上げていくよりも、一度落とすことで感情の起伏が大きくなり感情が高まります
大ヒット映画や小説のストーリーもこういう構造にあてはまっていたりするのです
◎テクニック5
「追伸をつける」
- 狙いは読み手の無意識に残すこと
あらゆる文章の中で人が最も読み心に残るのは、追伸部分
ツァイガルニク効果
人間は達成した課題よりも、達成されなかったことや中断されていることをよく覚えている。平たく言えば「まだ続きがあること」のほうが強く記憶に残る現象(連続ドラマの「次回予告」や映画の「予告編」)
追伸の効能がこのツァイガルニク効果を使ったものになるのです
区切りのついていないもの、終わっていない話は、必ず脳のどこかで無意識に考え続けられています
あなたが文章に伝えたい内容がずっと相手の脳の中に残るのです
まとめ
どうだったでしょうか
確かに読んでいて面白いブログや興味が湧く文章は少なからずこういったテクニックがちりばめられているように感じます
只々自分の思いのままに、自分らしい文章を書くというのも大事ではあるのでしょうが、一番大事なのは読み手のことを考えながら書くことなのではないでしょうか
それを意識するだけでも書き方は大きく変わり、気持ちの入った文章になっていくと思います
本書ではこれらのテクニックを使った例文などもあり、丁寧に解説してくれていて理解しやすいし読みやすい内容になっております
自分の仕事や生活に文章を活用していきたい人にはとても為になる本となっております
最近自分もこのブログを始めたきっかけで、勉強の為にいろんな人のブログも読んでいますし本も読んでいますが
文字を書くということの奥深さ、難しさ、楽しさを感じるようになってきました
人と直接する会話ももちろん楽しいし、思いを伝える手段ではあるのだけれど、形として残らないし自分の周りの人にしか伝えられない
文字にすると自分の伝えたい思いが形として残るし、自分が知らない会ったことのない人にも伝わる可能性が出てくるのですよね
何百年も前に書いた人の思いも私たちは文字として読むことができます
逆に自分の思いが何百年後の人たちに伝えれる事も可能なのですよ
それって凄くないですか
文字とは人間が作った最強のコミュニケーションツールではないでしょうか
それではまた
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様々な文字に触れることができますよ